初心者のための「納税充当金の処理」講座

納税充当金の話をしましょうか。

会計士講座の租税法では次のように教えられます。

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納税充当金の繰り入れたら

否認

債務不確定だから
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納税充当金から支払ったら

減算

取り崩した額から法人税本税と住民税本税を
控除したものを減額する
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前者の損金不算入はまあ分かるとして、
後者の計算は何してるの?

そう思いませんか?


これには一つの考えかたがあるんですね。

納付時の仕分けを見て見ましょう。

ちなみに納充の内訳は、法人50・住民20・事業30
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・会計上

納税充当金 100   現金 100


↓ しかし、税務上は会計上次のように仕分けをしと考える


納税充当金      100  戻りいれ益(益金) 100
租税公課(損金)   100  現金          100


・税務上

租税公課(損金)   100  現金          100
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あとやることは簡単ですね。
税務調整をするだけ。

(税務調整とは会計上の仕分けを税務上に合わせるもの!)


この会計上の一本の仕訳を2つにしたもののうち、
戻益は減算調整します。

なぜなら、税務上益金が生じる仕分けがないから。


次にやることは、租税公課自体の損金不算入です。

じっくり考えると不思議なのですが、
租税公課はまず損金とされるんです。

ですが、別段の定めで一定の科目は損金不算入と
なるんです。

(↑ここのところはまたそのうち書きます)


他にも似たような処理をするので交際費や寄付金が
あります。税務上はいったん損金としたうえで、次に損金
不算入してますよね。


ここまでをまとめると・・・


①会計上の戻りいれ益を減算
②税務上租税公課は別段の定めより損金不算入
別段の定めにあるのは、法人と住民

①からは 100 減算・留保
②からは 70  加算・留保

もともと一本の仕分けから2つの仕分けに分解したのだから
まとめよう

Δ100+70=Δ30

納税充当金支出事業税等  30  減算・留保

以上


おわり


ps

今日は補習所が暇だったので、納税充当金の仕分けを
考えてました。

ps

今日は雨ですが走りました。

靴はまだ新品のように美しいので、雨で汚れたら嫌だな~
と思って走ったのですが、途中少し苦しくなったあたりから

「靴はどうでもいい」

と考えが変わってました。。

ps

ランニングネタですが、走った方が疲れにくいですね。

「走ったら疲れる」

じゃなくて、

「走った方が疲れない」

です。

皆さん走りましょう!