2010年4月1日からLIFOが廃止される理由。
2010年4月1日から後入れ先出し法が廃止されますよね。
その理由は、IFRSとのコンバージェンスを進めているからです。
IFRSの基本原則がいくつかありますが、その一つに
「資産負債重視」というのがあるんです。
ここでLIFOとFIFO(先入先出し法)を比較しましょう。
LIFOの場合、後から入れたものを先に出庫したと考えるので
収益認識時点に近い原価が対応されます。
つまりPLでは企業の実態を反映させることができる。
ですが、昔取得したものが残り続けるのでBSでは企業の
実態を表しません。
FIFOの場合、先に入れたものから先に出庫されたと考えるので
収益認識時点とはLIFOと比較して遠い(古い)原価が対応されます。
つまり、PLでは企業の実態をLIFOに比較して反映させれません。
ですが、最も新しく取得したものがBSに載ってくるわけですから、
BSでは企業の実態をLIFOに比較してより反映することになります。
以上のように、
LIFOをとるかFIFOをとるかは、PLとBSのどちらで
企業実態を反映させるか、つまりPLとBSどちらを重視しているんだ?
という話になるわけです。
ここで、はじめに書いたようにIFRSは資産負債重視の思考を
しているので、BSの実態を表さないLIFOは廃止されるわけです。
(なぜIFRSが資産負債重視かというとこれは文化レベルの違いでしょう)
(狩猟民族が農耕民族かというような。)
おわり
ps
昨日は補習所のストリーミングを見ていたのですが、
午後から急に重たくなりました。
午前中はすいすいダウンロードできたのに。。
J1が昼すぎに起きてきて一気にアクセスしたんでしょうね。