時価会計について   貸付金 借入金の時価評価とは

時価評価の本を正月に4冊読みました。
なのでちょっとアウトプットします。

ちなみにこの本を今さっき読みました。


時価会計入門

時価会計入門(日本基準・米国基準・ISAの比較と解説)
日本大学教授 田中建二・著


・時価評価の導入のあらまし

取得原価主義は、数値に客観性があり(過去の支出額に基づくから)
未実現利益を排除するというメリットがありますが、

実態を表さない、利益操作ができるというデメリットがあります。

実態を表さないとは、有価証券を100円で買って、決算日の時価が1000円
でも100円で計上していることです。

次に、利益操作ができるとは、A有価証券を100円で買い、今500円。
B有価証券を100円で買い今50円。

このときに、取得原価主義なら過去の支出に基づく100円でどちらも
計上しておけばいい。

現在のようにB有価証券について50円の評価損をたてる必要もなかった。
そして経営者利益を多くしたければ、A有価証券を売ればよかった。

しかし、これじゃ経営者にとっては利益を好きなように変動させることが
できるのでうれしいが、投資家からすれば実際のところ運用損益は
合計でいくら+もしくは-かわかりません。

そこで、時価評価が導入されました。(有価証券に限って)


終わり。

短いですが、4冊読んでもこんなもんです。


次に、貸付金と借入金の時価評価について。

どうやって時価評価するかというと、設備投資の経済性計算のNPV
を求めるように、将来の利息と元本の回収を計算すればいいだけです。

つまりNPVをもって時価とするわけです。

なので、貸付金であれば、割引率がリスクフリーレートとリスクプレミアム
から構成されるとして、

どちらでもいいので利率が下がれば割引率が小さくなるので、
NPVが大きくなります。

ここで貸付金をこのNPVをもって計上し、評価差額は利益か、
前受け収益のような勘定で処理するんだと思います。


貸付金、借入金の時価評価終わり


最後に、売買目的の有価証券の時価評価益をPLに計上する
論拠を探していたのですが、書いてありませんでした。

専門学校のテキストの計算問題の説明と同じ。
「売買目的は時価評価して、評価差額はPL計上する」

実務家の会計士も大学の教授も、論拠を知らないのでしょうか。。


ps

この本もフォトリーディングで読みました。

フォトリーディングの仕方に書いてるような超人的な読み方は
できませんが、自分が何を知りたいかということを明確にするシステム
なのでその部分でも使えれば、本をすばやく処理することができます。