ビジネスリスクとは 監査論 ビジネスリスクアプローチ

前回の日記で書こうと思ってたのですが、この題で1つの日記と
したくて別に書いています。

前回の日記でLECの監査論講師の吉原講師もなかなかいいですよ、
と書いたのですが、

その授業の中で「ビジネスリスク」について解説したんです。

監査論を学べば1度は出てくる言葉ですが、私は理解がどうしても
深まらなかった。

それは、例えが思い浮かばないから。

「事業目的の達成を脅かすリスク」
言葉自体はさっと頭に入るんです。

じゃまとめます。

もともと、リスクなんてことを考えずに監査をやっていた。
平和な時代。接待三昧。

不正続発。

監査人は何やってるんだー!

監査法人「・・・やばす」

監査を徹底すれば、理論上不正を排除できるが、お金が膨大にかかる。

怪しいところに監査資源を投入し、怪しくないところには相応の
監査資源を!(有体にいえば、手を抜くってことでしょう)

リスクアプローチが確立。

しかし、このリスクアプローチは、単に勘定科目ごとのリスク
しか考慮していなかった。

例えば、売上、売掛、買掛、棚卸資産など

しかし、不正はまだ行われる。

監査法人「・・・どうすれば」

(・ω・` )?

ビジネスリスクを考慮すればいいんだ!
よっしゃ、ビジネスリスクアプローチでいこう!


となったわけです、
 
ここでビジネスリスクとは、「事業目的を達成できないリスク」で
あり、ビジネスリスクアプローチとは、ビジネスリスクに基づき
監査を実施すること。


ビジネスリスクの具体例を上げますと、


上場しようと思っている会社が嫌なことは何ですか?
それは、上場できないことです。

ここに、この会社が上場できるように、上場基準を達成しようと
不正するかもしれないな、ということを考えるわけです。

あとは、その会社の各財務表項目のうち、上場基準にひっかかり
そうなところを監査人であるあなたが監査するわけです。


他にも、不況業種にある会社を監査していれば、
棚卸資産が適正か、売上は?売掛は?となりますね。

ということで、その企業が目的達成(利益前年比+10%とか)
をできなくなるときに、悪さをしようとする会社の思惑を
監査人は見抜く力が必要ってことです。


ps
リスクアプローチが悪いというわけではなく、不十分ということです。

大体の重要な勘定というのは、ビジネスリスクアプローチでも
同じ勘定が対象になると思いますが、ビジネスリスクに基づいたほうがより、
効果的・効率的にできるということです。