簿記は芸術である
簿記は単なる帳簿技術にすぎませんが、
仕分けは企業活動を勘定科目と貨幣数値であらわすための
前提であり(財務諸表に集約するから)、企業活動をどう見るかで
その表現方法もかわってくると考えると
ふと、簿記は芸術ではないかという言葉が思い浮かびました。
ま、今こうやって文章に落とすと芸術は言いすぎだとしても、
単なる仕分けの暗記ではないように思えてきました。
話がすこしズレますが、簿記つまり仕分けが面白くないという
場合は、仕分けを問題ごとに単に覚えているからだと思います。
最初に書いたように、あくまで仕分けは、現実の企業活動を
数値表現するための手段ですから、どう企業活動をとらえるか
で仕分けも変わってきます。
例えば、現先取引というのがありますが、
これは、債権(帳簿価額80円)を100円でまず売って、1ヶ月後でもいつでもいいですが
また105円で買うような取引です。
この企業活動をどうみるかというと、債権の売却と購入と考えるなら、
(売却)
現金 100 債権80
売却益20
(購入)
債権105 現金105
となりますが、債権を担保にした借入だと判断すれば
(売却時=借入時)
現金100 借入金100
(購入時=返済日)
借入金100 現金105
支払利息 5
となるわけです。
もう一度言いますが、どう企業活動を判断するかです。
どう判断するかということは、多少ながら自分で判断の余地が
入ってくるので無機的な「この問題はこの仕訳」というような
勉強ではなくなるということです。
終わり。
ps
企業活動を判断するためには判断するための知識がいるし、
法律、特に民法の知識は不可欠ですね。
早く会計士試験を終わらせて民法などの法律や経済学を
学びたいです。