FIFO(先入れ先出し法)で当月投入から仕損が発生したと仮定するとは

FIFO(先入れ先出し法)で当月投入から仕損が発生したと仮定するとは

長い題名になりました。

「仕損は当月投入から発生したと仮定する」と書かれていると、
気になりませんが?

特に計算に使うわけでもないし、何の意味があるんだろう・・・
そう思っていました。

長年。

まぁその理由はだいぶ前にわかっていたのですが、
一応書きます。


これは、FIFOで期首仕掛品の進捗度と仕損発生点と
関係で問題になります。


例えば、仕損発生点が30%だとします。
そのときに、期首仕掛品が10%だとします。


わからない人は棒を一本書くなりして
図を書いてください。


このような条件であれば、期首仕掛品は発生点を通過
していないから、まだ仕損が発生しておらず、

FIFOでは期首分から完成していくと仮定しますから、
期首仕掛品は仕損発生点を通過し当期に仕損が発生します。

ただ、

通常は、仕損が安定発生するとは仮定していないので
(受験生が嫌がる、仕損の安定的発生のことです)
期首分からいくつ発生したかをカウントするのが面倒です。


もう一度言います、

【期首分から発生したのをカウントするのが面倒なんです】

だから、計算上当期投入分から仕損が発生したことに
しようと仮定されているんですね。

つまり、

この面倒なんで仮定をおきます。

ということを、いうために、問題文で仮定すると
付されるのです。


理論で問われるかもしれませんが、もともと
原価計算で論ずる論点ではないですね。