外注加工費を有償支給する理由
外注加工費を有償支給する理由・・・
07の本試験にでましたね。(確か)
外注加工費を有償支給する理由は次のようなこと
1、材料の節約をさせるため
2、社会的な信用を得るため
1の材料を節約させるためとは、材料を無償で支給して、
加工に失敗しても下請け業者は何も痛みはないですよね?
(加工にようした費用は少しはかかりますよ)
下請け業者が加工に失敗して痛みを受けるのは
材料を買った委託した会社です。
そこで、有償で支給すると、
仮に下請け業者が加工に失敗しても
委託会社は材料を有償で支給しているので
損失はありません。
むしろ、下請けは有償で支給されるので失敗すれば
それだけ材料費代だけ損をするので、しっかり作業
を管理するなりして材料を有効に(仕損)を減らそうと
努力します。
だから、有償支給すると材料の節減(節約)につながるわけです。
ちなみに有償支給をいくらにするかについては、
協定価格といって結局は両者の話し合いで決まるのですが、
1つの考え方として
委託会社の資本コスト分を材料に上乗せするという
ことがあるようです。
次に2、社会的信用について
これは受託会社(下請け)に関することです。
社会では、基本的に売上が大きいほど信用がつき
あと売掛金なども大きいほうが信用があるものです。
ここで、
有償支給されると、その有償支給された分に上乗せして
代金を請求するので、
無償支給のときより、売掛金と売上げが大きくなるんです。
もちろん、買掛金も仕入れも大きくなりますが、
結局会社の規模を大きく見せることができるんです。
1つの材料を加工して、1000円上乗せしているとすると
無料支給では
売掛金 1000 / 売上げ 1000
有償支給では
仕入 500 / 買掛金 500
売掛金1500/売上1500
となり、売上げも売掛金も大きくなります。
これは、下請け会社にとってFSの売上を大きく見せることが
できてうれしいんです。
以上、外注加工費を有償支給する理由です。