親子会社間の売り上げ仕入れ取引
親子会社間での修正仕分けが理解できない人へ書きます
親会社は期首から保有している棚卸資産50を100円で販売、
子会社が親会社から100仕入れて、期末保有とします。
としたばあいに、
売上 100 / 売上原価 100
売上原価 50 / 棚卸資産 50
とされます。
この仕分けの意味は、まず、内部の取引だから、その取引を消します。
仮に消さないと、親子会社間で、互いに取引をするだけで、
好きなだけ売上を立てることができます。
これを認めて、PLを作成しても、投資者にとって役に立たず
かえって、有害です。
次に、未実現利益に関する仕分けです。
これは、子会社において過大に計上された仕分け、
つまり、
子会社の個別決算で
繰越資産 100 / 仕入れ 100
のうち、50は過大に計上されているので
この決算整理仕分けを取り消すために、
売上原価 50 / 棚卸資産 50
をするのです。
結果、親会社と子会社のPLを合算しても、
売上がなし
期首商品50
当期仕入れ 0
期末 50
というPLが出来上がります。
この理解があれば、決算日差異などで、決算日後に
取引が生じても「慣れ」でなく「論理的」に問題を解くことができます。